2024年7月27日にパリオリンピック柔道女子48kg級で金メダルを獲得した角田夏実さん。
その原点は、地元の千葉県八千代市の勝田台にあります。
角田夏実さんの出身校や生い立ち、柔道をはじめたキッカケをご紹介します。
角田夏実の出身大学
角田夏実さんの出身大学は東京学芸大学 教育学部 教育学科生涯スポーツ専攻です。
東京学芸大学 教育学部 教育学科生涯スポーツ専攻は偏差値57の学校です。
角田夏実さんは2011年4月に大学へ入学し、2015年年3月に卒業しています。
東京学芸大学
学校名 | 東京学芸大学 |
学科・コース | 教育学部 教育学科生涯スポーツ専攻 |
偏差値 | 57 |
所在地 | 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 |
最寄駅 | 武蔵小金井駅(JR中央線) |
公式サイトHP | https://www.u-gakugei.ac.jp/ |
著名な卒業生 | 矢部太郎、優木まおみ、栗山英樹 他 |
角田夏実の大学時代
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角田夏実さんは高校卒業後、国立の東京学芸大学にスポーツ推薦で入学しました。
教育学部教育学科生涯スポーツ専攻に在籍し、柔道部の強化を始めたばかりの大学からの誘いを受けて入部しました。
東京学芸大学は国立大学であり、柔道を軽く続けながら勉強もできるという点が、教員免許取得を考えていた角田さんにとって魅力的でした。
大学の柔道部では、これまでとは異なる自主性を重んじる雰囲気が印象的でした。
多くの学生が勉強の合間に自主的に柔道の練習をしており、その熱意に触発された角田さんも自主性を尊重する練習環境で成長していきました。
練習の量は少なく、休みも多かったため、大学のOBと共に柔術やサンボにも取り組みました。
この柔術やサンボの練習が、角田さんの得意な寝技をさらに磨くきっかけとなりました。
大学時代の試合で特に印象に残っているのは、全日本学生柔道優勝大会(女子3人制)で優勝したことです。
無差別級のこの大会では、体の大きい選手との対戦が避けられず苦戦することもありましたが、角田さんとチームメイトは運にも恵まれ、得意なタイプの相手と次々に対戦することができました。
その結果、調子も良く、団体戦で優勝するという大きな成果を上げました。
大学時代には、柔道の練習だけでなく学業にも力を入れていましたが、最終的に教員免許の取得はしませんでした。
それでも、全日本学生優勝大会や全日本学生体重別選手権大会で優勝し、東京学芸大学の柔道部員として初めて主要大会でタイトルを獲得しました。
このように、角田さんは柔道選手としての頭角を現しつつも、学業と両立させて大学を無事に卒業しました。
大学卒業後は了徳寺学園に所属し、競技を続けました。
2023年の世界選手権では得意の寝技や関節技を武器に3連覇を達成し、パリオリンピックの有力な候補となりました。
しかし、社会人になってすぐに膝の手術を受けることとなり、苦しい時期も経験しました。
大学4年生のときから膝に痛みを感じていた角田さんは、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会に出場するも初戦敗退。
その後、手術を受けることを決意し、2015年シーズンはトレーニングだけに専念しました。
この時期、柔道を続けることに対する不安と焦りを感じながらも、自分の本当の情熱に気づき、リハビリと練習に取り組みました。
その努力が実を結び、2016年の講道館杯で優勝を果たしました。
2017年のブダペスト世界柔道選手権大会では、了徳寺学園の同門である志々目愛選手との決勝戦で敗れたものの、2位という結果に大きな喜びを感じました。
しかし、1位との差を痛感し、その後の柔道への向き合い方について悩むようになりました。
これらの経験を通じて、角田さんは柔道に対する情熱を再確認し、さらなる成長を目指して取り組んでいます。
2023年の世界選手権では、得意の寝技や関節技を駆使して3連覇を達成し、パリオリンピックの有力な候補となりました。
そして、柔道女子48kg級の代表としてパリオリンピックへの出場を果たした角田夏実さんは、2024年7月27日に金メダルを獲得しています。
角田夏実の出身高校
角田夏実さんの出身高校は千葉県立八千代高等学校 体育科です。
千葉県立八千代高等学校 体育科は偏差値51の学校です。
角田夏実さんは2008年4月に高校へ入学し、2011年3月に卒業しています。
千葉県立八千代高等学校
学校名 | 千葉県立八千代高等学校 |
学科・コース | 体育科 |
偏差値 | 51 |
所在地 | 〒276-0025 千葉県八千代市勝田台南1-1-1 |
最寄駅 | 勝田駅(京成線) |
公式サイトHP | https://cms1.chiba-c.ed.jp/chb-yachiyo-h/ |
著名な卒業生 | ー |
角田夏実の高校時代
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角田夏実さんは県立八千代高校体育科に進学しました。
この高校は1952年に開校した進学校で、体育科を設置しており、特にサッカー部、バスケットボール部、柔道部が強豪です。
角田さんは体育科に在籍し、柔道部で競技に打ち込みました。
中学時代とは全く異なる厳しい練習環境に驚きながらも、朝早くから夜まで練習を続ける日々を過ごしました。
八千代高校には多様な練習環境が整っており、現役大学生との練習機会も多かったことが大きな成長の助けとなりました。
しかし、合宿などのハードな練習には体力的な厳しさを感じ、長期休みの合宿がなくなればいいのにと考えることもありました。
それでも、負けたくないという強い気持ちから、必死に練習に取り組んでいました。
その結果、高校2年生の時には全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で3位に入賞することができました。
準決勝の試合ではコーチも驚くほどのパフォーマンスを見せ、声援を受けながら奮闘しました。
しかし、その後のインターハイでは思うような結果が出ず、角田さんは次第に柔道から離れたいと考えるようになりました。
角田さんは一時、ケーキ屋になるために専門学校に行こうとも考えていましたが、大学への進学も視野に入れていました。
ただし、柔道で大学に進むつもりはありませんでした。
両親からは「柔道など何か目的がなければ大学に行く必要はない。どうしても大学に進学したければ、名門大学でなければだめだ」と言われ、この時期は両親との意見の食い違いから揉めることが多かったそうです。
それでも、角田さんは東京学芸大学が有名国立大学であることから、両親を説得しやすく、最終的には柔道を続ける決意を固めました。
高校生活の厳しい練習環境や両親との葛藤を乗り越えた角田さんは、柔道に対する情熱を一層深め、将来の成功への基盤を築いていきました。
ちなみに、八千代高校の卒業生には、日本テレビアナウンサーの平川健太郎さん、声優の伊藤美紀さん、櫻坂46の上村莉菜さんなどがいます。
角田さんもまた、この名門校で培った経験を糧に、オリンピックで金メダルを獲得するという偉業を成し遂げるまでに成長しました。
高校時代の厳しい練習と挫折の経験は、彼女の精神力と技術を磨く上で大いに役立ったのです。
このように、八千代高校時代は角田さんの柔道人生における重要な時期であり、多くの挑戦と成長の場となりました。
彼女の努力と情熱は、後のオリンピックでの成功に繋がる重要な要素となりました。
角田夏実の出身中学校
角田夏実さんの出身中学校は八千代松陰中学校と八千代市立勝田台中学校です。
八千代松陰中学校は47~55の学校です。
角田夏実さんは2005年4月に中学校へ入学し、2008年3月に卒業しています。
八千代松陰中学校
学校名 | 八千代松陰中学校 |
偏差値 | 47~55 |
所在地 | 〒276-0028千葉県八千代市村上727 |
最寄駅 | 勝田駅(京成線) |
公式サイトHP | https://www.yachiyoshoin.ac.jp/jhs/ |
ー |
八千代市立勝田台中学校
学校名 | 八千代市立勝田台中学校 |
所在地 | 〒〒276-0023 千葉県八千代市勝田台3-1 |
最寄駅 | 勝田駅(京成線) |
公式サイトHP | https://www.yachiyo.ed.jp/jkatuta/ |
著名な卒業生(同期) | 近藤誠也(プロ棋士)他 |
角田夏実の中学時代
小学校卒業後は、私立の共学校である八千代松陰中学校に入学した角田夏実さん。
小学生時代は階級区分がなかったものの、中学生になってからは階級別で戦う大会に出場するようになり、同じ階級の相手には勝てると気づいたことで柔道が楽しくなりました。
中学2年生の時には県大会で優勝し、全国大会にも出場しましたが、1回戦目で13秒ほどで敗れてしまい、非常に悔しい思いをしました。
この経験がキッカケで、角田さんの中に火が付き、もっとしっかりと練習すれば上を目指せるのではないかと思うようになりました。
当時の八千代松陰中学校の柔道部は部員数が少なく、十分な練習ができなかったため、角田さんは親と相談し、中学3年生の10月に地元の公立校である八千代市立勝田台中学校に転校しました。
この転校について角田さんはインタビューで、『親が大変な思いをして手続きをしてくれたことに感謝している。』と話しています。
転校後、角田さんは階級別で戦える大会に出場することで、同じ階級の相手なら勝てると実感し、ますます柔道に打ち込むようになりました。
中学2年生の県大会での優勝や全国大会での悔しい敗北を通じて、彼女は柔道に対する情熱を深め、強豪校での練習を目指すようになりました。
これまで体が大きい相手に負けたときは「しょうがない」と感じていた彼女ですが、全国中学校柔道大会での敗北をきっかけに、もっと練習を積む必要があると強く感じるようになりました。
このようにして、角田さんの中学校時代は柔道への情熱がますます高まり、将来の成功への基盤が築かれていきました。
角田夏実の出身小学校
角田夏実さんの出身小学校は八千代市立勝田台小学校です。
角田夏実さんは2002年4月に小学校へ入学し、2008年3月に卒業しています。
八千代市立勝田台小学校
学校名 | 八千代市立勝田台小学校 |
所在地 | 〒276-0023 千葉県八千代市勝田台2-14-1 |
最寄駅 | 勝田駅(京成線) |
公式サイトHP | https://www.yachiyo.ed.jp/ekatuta/ |
著名な卒業生(同期) | 斉藤 慎二(お笑い) 他 |
角田夏実の小学校時代
角田夏実の子供のころ pic.twitter.com/MO0rMOPD78
— フラッシュセレブ (@FlashCeleb) July 28, 2024
角田夏実さんの小学校時代は、地元千葉県八千代市の公立校、八千代市立勝田台小学校で過ごしました。
家族は接骨院を経営する両親と5歳年上の姉の4人家族で、両親の仲が良いため、将来は同じような家庭を持ちたいと考えています。
子供の頃はヤンチャで運動好きで、男子とよく遊び、スカートを破って帰ってくることもありました。
角田夏実さんが柔道を始めたキッカケは、小学2年生のとき、柔道整復の専門学校で柔道部に所属していた父親に誘われたことです。
柔道の練習は、八千代警察署でしていたそうです。
練習では、低学年と高学年で分かれており、低学年時代の角田さんは前転・後転や打ち込みなど簡単な練習を楽しく行っていました。
ちなみに、角田夏実さんの父親は感覚で教えるタイプで、うまくできないときには言い合いになり、泣きながら練習することもありました。
角田夏実さんは、柔道以外にも水泳を習っており、小学生時代にはマット運動など体を動かすことが大好きだったそうです。
水泳のおかげでスタミナや肩の筋肉が付きましたが、小柄なため小学生の試合では周囲から驚かれることもありました。
まとめ
角田夏実さんの出身校や生い立ち、柔道をはじめたキッカケをご紹介しました。
2024年7月27日にパリオリンピック柔道女子48kg級で金メダルを獲得した角田夏実さん。
その原点は、千葉県八千代市の勝田台にあることが分かりましたね。
角田夏実さんの今後益々のご活躍を期待しています。
角田夏実のプロフィール
本名 | 角田夏実(つのだ なつみ) |
生年月日 | 1992年8月6日 |
出身地 | 千葉県八千代市 |
身長 | 161cm |
血液型 | A型 |
所属 | SBC湘南美容クリニック |
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