2016年1月13日に突如報じられたSMAP解散報道。
ワイドショーや芸能ニュースすのみならずNHKや民放のニュースでも報じられる大事件となりました。
このニュースは『地球が反対に回っても一面は阪神』といわれたスポーツ紙デイリーも1面で報じました。
そんなSMAP解散騒動の全貌をまとめてみます。
プロフィール
グループ名：SMAP（スマップ）
結成：1988年
所属：SMILE-UP.
公式サイト： Johnny’s net SMAP
メンバー：中居正広/
木村拓哉/稲垣吾郎/
草彅剛/香取慎吾
旧メンバー：森且行
日本中激震が走った週刊新潮のSMAP解散報道
画像引用：https://livedoor.blogimg.jp/
2016年1月13日の出来事。
『デイリー新潮』が配信したSMAP解散報道に激震が走りました。
『デイリー新潮』は新潮社が運営するニュース配信サイト。
記事では事務所関係者の証言としてSMAPの2016年9月解散説が報じられました。
この記事に日本全国の老若男女が騒然！
2016年は年明けからビッグスキャンダルが目白押し。
『神田正輝さん・三船美佳さん熱愛報道』
『ベッキーさん・ゲスの極み川谷さんの不倫報道』
『DAIGOさん・北川景子さん電撃入籍』などなど…
しかしSMAPの解散報道でそれらのスキャンダルは一瞬のうちに忘れ去られてしまいました…
余談ですが…SMAPの解散報道で一番特をしたのはベッキーさんとゲスの極み川谷さん。
SMAPの解散報道をキッカケにスキャンダルを有耶無耶にできそうな状況です。
そして損をしたのはDAIGOさんと北川景子さん。
SMAPの解散報道はDAIGOさんと北川景子さんの入籍報道の2日後のこと。
これから結婚商法で稼ごうとしていたDAIGOさんと北川さんにとっては大きな痛手ですね(笑)
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週刊新潮・SMAP解散報道の概要
2016年9月にSMAPが分裂・解散する情勢であることを伝えた『週刊新潮』。
原因はSMAPの飯島三智チーフマネージャーとメリー喜多川ジャニーズ副社長の確執。
飯島三智マネージャーといえばSMAPの育ての親、そしてジャニーズ一番の敏腕マネジャー。
そんな実力者とジャニーズ創業家の争いという構図になります。
報道によると両者の溝は深刻化し、2015年9月頃から弁護士を交えた争いに発展。
SMAPの仕事の進め方を巡って、両者の弁護士同席の上協議がされたそうです。
そして飯島チーフマネージャーの解雇は決定的になったとか…
さらにジャニーズ事務所の顧問弁護士が個別にSMAPメンバーの意思を確認。
当初は、飯島三智さんと行動を共にしSMAPの全員が退所するものと思われていました。
実際に2015年11月には中居さん、草なぎさん、稲垣さん、香取さんは退所を表明していました。
しかし、2015年12月中旬のこと。
木村拓哉さんが個別面談で『成功したから独立というのは筋が通らない』と発言。
キムタクだけが『男気』をみせてジャニーズ事務所への残留を表明。
それでも飯島さんに義理を立てて退所の意思が固い中居さん、草なぎさん、稲垣さん、香取さん。
その結果、諸々の契約が満了する2016年9月にSMAPが分裂・解散ことになった…
以上が『週刊新潮』の報道のあらすじです。
初期のSMAP解散の危機
SMAPの解散の噂は1996年の木村拓哉さんの写真集問題、森且行さん退所までさかのぼります。
森且行さんがSMAP脱退、そしてジャニーズを退所したのは1996年5月のこと。
森且行さんが脱退した時にはメンバーで本当にSMAPの解散を話し合ったそうです。
そして同じ年に発生したキムタクの写真集問題。
写真集問題はジャニーズとは関係ない企画でキムタクの親族が写真集を製作した出来事。
現在のジャニーズ事務所だったら一発レッドカード、つまり即解雇の出来事です。
このためキムタクが独立するのでは？と噂されました。
その後もキムタク独立・SAMP解散の噂はファンの間でもマコトしやかに噂されました。
しかし1998年9月の東京ドーム公演初日にSMAPメンバー5人全員の記者会見でこの噂を否定。
それ以降もジャニーズ内派閥抗争の噂やSMAPメンバー不仲説は出ました。
しかし全ての話は噂の域をでませんでした。
SMAP解散への道
画像引用：https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/
様子が変わリ始めたのは2014年のこと。
メリー副社長が娘を守るために事務所の実力者・飯島さんとSMAPにパワハラを開始。
メリー副社長の娘とはTOKIO、嵐、V6を率いる藤島ジュリー景子さんです。
メリー副社長が娘を案じて実力者・飯島三智さんとSMAPを排斥し始めたのが真相です。
飯島さんとジュリーさんの派閥抗争はこれまでにも噂されていました。
タレントを巻き込んだジャニーズ派閥の相関関係は他の記事でまとめています。
詳しくし知りたい方は覗いてみてください！
リンク：SMAPと嵐は共演NG！ジャニーズ事務所の派閥タレントの所属派閥まとめ【相関図アリ】
そして、両者の溝が決定的になったのが2015年1月のこと。
キッカケは『週刊文春』のメリー副社長へのインタビューでの出来事です。
文春の記者からジャニーズ内の派閥抗争に関する質問をされたメリー副社長。
その質問を受けるとメリー副社長はいきなり飯島三智さんを呼びつけて一喝します。
『飯島、私はこう言いますよ。「あんた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい」と言いますよ』
『もしジュリーと飯島が問題になっているなら、私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます。それしかない！』
…文字通り恫喝です…
この出来事により、メリー副社長と飯島さんの溝は埋めることのできないものとなります。
そしてダメ押しになった出来事が2015年末の紅白歌合戦をめぐる攻防。
NHKとの間でSMAPをトリにする方向で調整を進めていた飯島三智さん。
一時はSMAPがトリを務めることはほぼ決定していました。
しかしその話を聞いて面白くなかったメリー副社長。
NHKへ『SMAPがトリならジャニーズの他のタレントは出さない！」と圧力をかけます。
そして、マッチこと近藤真彦さんをトリへねじ込んでしまったそうです。
この出来事で危機感を覚えた飯島三智さんはジャニーズ退社を決意。
SMAPのメンバーと自分の身を守るためにはジャニーズを去るしかないと判断したようです。
そしてキムタクを除く4人も飯島さんと行動を共にすることを決意します。
SMAP・解散騒動の結末
極限状態に追い込まれた飯島三智さんとキムタク以外の4人のメンバー。
仲間と自分を守るためにジャニーズを去る決意をします。
SMAP全員の移籍を条件に引き受けを確約するプロダクションもあったようです。
しかし飯島さんと4人のメンバーに想定外の出来事が起こります。
それはキムタクの離反、つまりジャニーズへの残留表明です。
飯島三智さんと4人のメンバーにとっては全ての可能性を無にする出来事です。
キムタクの残留を知った飯島さんは4人に退所を撤回するよう促します。
しかし今度は中居さん、草なぎさん、稲垣さん、香取さん裏切り者として許さないジャニーズ事務所。
最終的にはキムタクが離反組がジャニー社長、メリー副社長へ謝罪する場をセッティングし、4人のジャニーズ残留、SMAPの存続が決定しました。
SMAP生みの母・飯島三智チーフマネージャのなき後、SMAPは母の仇・藤島ジュリー景子さんの軍門に下ります。
SMAPにとっては、ここからが本当の茨の道となります。
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