星野源の実家のジャズ喫茶が突然店じまい!原因はファンの聖地巡礼だった!?

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国民的なシンガーソングライターとして、活躍を続ける星野源さん。

2015年には年末恒例の紅白歌合戦に初出場、今思えばこの出場を契機に彼のネームバリューも一気に高まった気がします。

更に翌2016年発表のシングル『恋』が記録的な大ヒット。

またこの曲を主題歌にし、自らが俳優として出演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』も、社会現象と言われる程の人気を呼びました。

2021年には、このドラマで共演した新垣結衣さんとの結婚も報告。

ビックカップルの「逃げ恥婚」として、大きな話題となったのも記憶に新しいところです。

歌手、俳優、エッセイストとして多彩な才能を開花させる傍ら、新しい家庭を手に入れた星野さん。

公私ともに順調そのものに見えます。

一方で、『逃げ恥』ブームの最中の2016年に、星野さんの実家で経営していたお店が閉店したそうです。

しかも星野源さんが仕事で名声を得たことが、閉店の原因だったとか。

何故こんなことになったのでしょう?

詳しく見てみましょう。

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星野源の実家のお店の所在地はどこ?

星野源さんの両親は、埼玉県の蕨市内でジャズ喫茶を経営していました。

この実家のある場所について、かつて星野源さんは、居酒屋くらいしかない住宅地だったと語っていました。

では蕨市のどの辺りにあるのでしょうか?

源さん本人の発言などを手掛かりに、所在地を探ってみると…。

JR京浜東北線沿線沿いに「ジャズ喫茶Signal」というお店が見つかりました。

Googleマップにも掲載されていました。

外観はこんな感じです。

現地はJRの蕨駅からも近く、5分程度でアクセスできる立地です。

残念ながら現在は閉店しており、既に店舗も売りに出されたようです。

仮にここを訪ねても、源さん本人はもちろん、両親にも会えないでしょう。

星野源は蕨市生まれの川口市育ち

星野源さんは1981年1月28日、蕨市で産声を上げました。

その後、蕨市の隣の川口市に移り、成長したようです。

川口市には祖父が経営する八百屋があり、お父さんが家業を継ぐために蕨市から引っ越してきたと言います。

つまり実家は、最初からジャズ喫茶を営んでいた訳ではなかったのです。

星野源さんが川口市で過ごすことになったのも、お父さんの仕事の事情によるものでしょう。

八百屋を継ぐ前、お父さんはジャズピアノの演奏家でした。その演奏スキルは極めて高く、プロとして活動することも本気で考えていたとか。

しかし息子の源さんが生まれた後はプロへの道は諦め、家業の八百屋を継いだ訳です。

それでもジャズへの思いが冷めることはなく、祖父が亡くなった後は八百屋を閉じて、代わりにジャズ喫茶を開店させました。

お父さんとしては、「ジャズを職業にする」という夢をこうした形で叶えたのでしょう。

ちなみにお母さんもジャズ歌手だったとかで、夫婦揃って大変なジャズ愛好家だったわけです。

源さんもまた、幼いころからお父さんが演奏するピアノを聴いて育ったと言います。

後年、優れた楽曲を世に送り出していった星野源さんですが、その才能は子供の頃から自然と音楽に親しむ中で、育まれたのでしょう。

持ち前の音楽感性を磨くのに、恵まれた環境だったと思います。

星野源の実家のジャズ喫茶Signalってどんなお店?

星野源実家のsignal1画像引用:https://poire122.com/

Signalの店内は落ち着いた雰囲気で、ジャズを楽しむのに絶好のスポットでした。

建物の外見こそ目立ちませんが、店には数千枚のレコードが揃い、何時も気の利いたジャズ音楽が流れていたそうです。

この店のもう一つの大きなウリは、本格的な味わいが楽しめるコーヒー。

豆はおよそ10種類と豊富で、他にも店長お手製のピザなども美味しく、大好評でした。

この店の利用客にとっては、音楽とコーヒーで寛げる場所だったのでしょう。

ところが星野源さんが有名になると、彼の実家を一目見ようと、店にも大勢のファンが詰めかけるようになりました。

俗に言う「聖地巡礼」ですね。

しかし前々からの常連客とは違い、「巡礼者」達の来店の目的がジャズを聴くことでも、店長こだわりのコーヒーを飲むことでもなかったのは言うまでもありません。

気が付けば、店内の座席はそんな物見遊山の客で占められるようになりました。

その結果、店の負担は増え、店主であるお父さんは混雑する客の接待に追われて、体力を消耗してしまいます。

それまでは一度に相手にする客の数は、せいぜい2、3人程度。

人気があったとは言え、静かで落ち着いたお店だったのです。

そんな隠れ家的な環境を好んでいた長年の常連客にとっても、源さんのファンの「聖地巡礼」は困惑する出来事だったでしょう。

こうした経緯もあり、Signalは2016年10月22日を最後に店を閉じてしまいます。

ネット上を探すと「長らくのご愛顧ありがとうございました」と、閉店を告げる貼り紙の画像も残っています。

星野源実家のジャズ喫茶signal画像引用:https://geronag.com/

2016年10月と言えば、あの『逃げ恥』の放送開始から間もない頃ですね。

閉店の決断は、お父さんにとって苦渋の選択だったと思います。

確かに息子さんが多くのファンに支えられ、芸能界のトップスターになれたのは、親としても歓迎すべきことだったでしょう。

一方でSignalは、お父さんがジャズへの思いを込めて開いた愛着ある喫茶店でした。

店をたたむことで、馴染みの常連客に楽しんでもらえる場所を提供できなくなり、寂しく感じていたと思います。

星野源の実家の現住所はどこ?

最初に書いた通り、Signalは閉店後に売りに出されました。

この情報はTwitterなどでも確認できるので、間違いないでしょう。

店を引き払った後、星野さんの両親がどこに住んでいるのかは明らかではありません。

ただ転居先としては、全く知らない土地よりも、土地勘のある埼玉県内の可能性が高いと思われます。

そう言えば星野源さんも、結婚を機に新居を探すと言っていました。

結婚後も当然、親子間での行き来があるはずですが、両親としては、以前のように源さんのファンに現住所を突き止められ、聖地巡礼をされるのは避けたいでしょう。

息子さん夫婦には、幸せな結婚生活を送って欲しいと願う一方で、自分達は静かな場所でゆったりと過ごしたいと考えているのではないでしょうか。

できることならもう一度、別の静かな場所でジャズ喫茶を開き、落ち着いて楽しく生活できると良いですね。

おしまいに

星野源さんの実家の両親の職業や居場所について紹介してきました。

ここまでの内容を時系列でまとめてみます。

・両親はプロのミュージシャンを志したほどのジャズ好き
・実家は元々は八百屋だったが、後にジャズ喫茶を開店
・喫茶店の所在地は埼玉県蕨市中央2丁目
・星野源さんが芸能界でブレイクしてから、店にファンが殺到
・聖地巡礼で店の運営に影響が出たため、閉店
・両親は店舗を売却して転居、現在は蕨市中央2丁目には居住していない

マルチな才能を持つ星野源さん。

特にミュージシャンとしての資質は、ジャズの愛好家の両親から受け継いだと思われます。

今ではその才能を開花させ、多くの人を楽しませているのは周知の通りです。

とは言え、星野源さんの両親はあくまで一般人です。

いくら星野源さんが有名人でも、その家族のプライバシーまで踏み込むのは問題でしょう。

芸能人であっても、自分の両親がかけがえのない存在なのは、言うまでもありません。

ファンであればこそ、芸能人の家族が平穏な生活を送れるよう、気を配りたいものですね。

芸能人・有名人の家族
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