尾崎豊さんの代表作といえば『15の夜』。
1980年代に一世を風靡した名曲ですね。
サビの『盗んだバイクで走り出す~』は多くの人の耳に残っていると思います。
実は尾崎豊さんが『盗んだバイク』の車種を明かにしていたそうです。
はたして、『15の夜』に『盗んだバイク』の車種とは?
多くの人が抱いている『15の夜』に『盗んだバイク』のイメージ
尾崎豊さんが『盗んだバイク』の車種とは?
あなたはどんな車種を思い浮かべましたか?
「支配や社会への反抗」の象徴として1980年代の若者のカリスマ的存在であった尾崎豊さん。
その1980年代には『あいつとララバイ』『バリバリ伝説』『湘南爆走族』といったバイクをテーマとした漫画が大流行しました。
それらの漫画も「支配や社会への反抗」をバックボーンとし流行しました。
主人公たちの愛車はカワサキ750RS(通称:ZⅡ/ゼッツー)、ホンダCB750F、スズキGS400、といったいわゆる”硬派なバイク”。
『あいつとララバイ』の主人公・菱木研二が乗っていたバイクはカワサキのZⅡ/ゼッツー。
80年代のライダー憧れNo.1のバイクです。
『バリバリ伝説』の主人公・巨摩 郡がプライベートのシーンで乗っていたバイクはホンダCB750F。
『湘南爆走族』の主人公・江口洋介が乗っていたスズキGS400。
ちなみに、俳優・江口洋介の芸名はこの漫画の主人公に由来する。
映画『ホットロード』に登場するのもホンダCBR400FとCB400F(通称ヨンフォア)といった”硬派なバイク”ですね。
バイク漫画は若者たちに「硬派なバイク」=「支配や社会への反抗」といったイメージが植えつけました。
そして、 人々は勝手に『当然、尾崎も硬派なバイクに乗っていたのだろう…』と想像したことでしょう。
では尾崎豊さんが『盗んだバイク』の車種とは?
“バイクの系譜”というバイク専門のサイトによると、後日談で尾崎豊さんが『盗んだバイク』のモデルの車種として話したそうです。
そのバイクとは…
ジャ~ン!
ヤマハの『パッソル』です!!
パッソルといえば原付バイクの中でもママチャリに近い部類のバイク。
ちょっとイメージと違いますよね(笑)
まっ、ホンダのバイク“ラッタッタ”じゃなかったことだけが救いですが…
『15の夜』は尾崎豊さん自身の『14歳の時のエピソード』を基に歌詞にした作品とされています。
14歳の頃の尾崎豊さんといえば、慶応大学の付属高校を第一志望としていたくらいの大秀才。
尾崎少年にとってはパッソルを盗むのが精一杯だったのかもしれませんね(笑)
ちなにみ、漫画『湘南爆走族』の主人公・江口洋介が普段使いで乗っていたバイクは『パッソル』。
そういった意味では『パッソル』で「支配や社会への反抗」を表現のもアリかもしれませんね(笑)
プロフィール
氏名 尾崎 豊
生年月日 1965年11月29日
出身地 日本・東京都世田谷区
死没 1992年4月25日(満26歳没)
血液型 B型
学歴 青山学院高等部中退
活動期間 1983年 ~ 1992年
1983年12月 1ST シングル『15の夜』 1ST アルバム『十七歳の地図』発売
1984年3月 青山学院高等部中退
1985年1月 シングル『卒業』発売 オリコンチャート初登場20位となる
1985年3月 2ndアルバム『回帰線』発売 オリコンチャート初登場1位となる
1986年5月 単身渡米
1987年1月 帰国
1987年12月 覚醒剤取締法違反で逮捕
1988年2月 東京拘置所から釈放
1988年5月 一般人女性と結婚
1992年4月 肺水腫のため死亡
1992年4月 東京都文京区の護国寺で追悼式が行われ、約4万人のファンが参列
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